プレゼントに適しているのはどっち

プリザーブドフラワーは保存期間も長くプレゼント用としても便利なお花ではありますが、加工できるのは一部の花しかありません。バラやチューリップ、アジサイやカーネーションなどといった花びらが多く厚い花のみが加工に向いています。
その点、生花には言うまでもなく多種多様な種類が存在します。どのような場面で花が必要になるかを想定した上で、プリザーブドフラワーがよいのかどうかを考慮したほうがよいと言えるでしょう。
また、お花は独特の匂いを感じることが出来るのも一つ嬉しいポイントではありますが、プリザーブドフラワーにはその匂いがありません。加工している段階で花粉を除去しているためです。もちろん香料などをつけて、匂いをつけることは出来るので、もし、花粉によるアレルギーなどを持っている方に対してのプレゼントを考える場合は、生花よりもプリザーブドフラワーのほうが適しているでしょう。
しかし、プリザーブドフラワーは人手の加工作業を必要とするため、生花よりは値段が高くなります。また、加工できるのは一部分であるため、アレンジメントやウェディングブーケ、髪飾りなどの用途に限られる場合もあります。
一方、生花の値段はその年の需給量などに変動されますが、プリザーブドフラワーよりは安い価格であり、かつ用途も様々に使うことが出来ます。